私が京都で学んだこと
修行時代にもこのようなお庭をたくさん手がけてきました。
最初は何をどうしたらいいかさっぱり分からず邪魔にならないことが一番の仕事でした(笑)
でも師匠が石をもう少し右もう少しとか・・・
私はどっちでもええやんか少しくらいとか内心思ってました。
でも毎回そうやって言われてはそのようにしてみると不思議に石組みがまとまっていることに気がつきました。
それ以来い仕組みが楽しくなり、他の方のした石組や京都の名園の庭の石組を見るのが大好きになりました。
石組は基本と感性が重要です。
そしてワイヤーを使い重い石を吊り上げたりするのでとても危険な仕事になります。
師匠はいつも
石に負けたらアカン負けたら怪我する
それを口癖のように言われていました。
そして休憩の時は離れたところから自分の仕事をみなアカン、近くで仕事していると手元だけしか見れないのでお庭全体のバランスを見る事も大事との事でした。
一服も仕事のうちやといわれていたのが印象に残ってます。
石は組んでひとつの物
そしていつまでも落ち着きと風格のあるお庭に。
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